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適度な運動で体力の維持や回復はできるのか

煩わしい易疲労性
重症筋無力症には易疲労性という症状があります。文字通り、疲れ易さをよく感じるのですが、体調が良い時や、気分が向いた時には、適度に、運動をするようにしています。運動は気持ち良さを感じたら、止めるようにしています。
具体的に、どのような運動をしていたか
症状の悪化が怖いの時の運動といえば、大部分は家屋の掃除や整理整頓でした。掃除や整理整頓は精神衛生にも効果的です。居室の掃除や整理整頓を行なうと、室内が明るくスッキリし空気も良くなり、体が楽になるのがわかります。なぜ体が楽になるのか考えてみると、身体は常時、ダニやホコリ、細菌やウイルスに対して防御反応の状態にありますが、居室を清潔にすることで除菌効果が起こり、常時防御反応状態にある身体への負担が減るからではないか、そしてこれは身体の免疫反応の負担軽減状態を作り出すことになるのではないかと思うのです。
スクワットやダンベル上げのような、規則的に反復して特定の筋肉にのみ負荷をかける運動は、筋肉の脱力感を誘発してしまうので、あまり出来ないのが現実です。ただ、プレドニンを服用している状態で、こういった筋肉トレーニングは、筋肉が付きやすくなっている感覚はありました。重症筋無力症による脱力感が起こりやすい動作の条件は、筋肉への規則的なワンパターンな負荷をかける反復運動、ではないかと思うのです。これは、重症筋無力症が瞼に起こりやすいことからもわかるでしょう。したがって、家屋の掃除や整理整頓を通じて、これとは逆の、不規則的で単発的で様々な重量負荷を筋肉にかけるという運動をするのです。それが、居室の掃除や整理整頓です。ダンベル上げやスクワットのような同じ動作を反復し特定の筋肉に負荷を掛けるのではなく、居室の掃除や整理整頓の過程で、部屋にあるいろんな形や重さの物を、不規則で自由なタイミング(日内変動による悪化状態時や夕方を避ける。)やリズムで持ったり抱えたりして移動させることで、重症筋無力症の脱力感が現れにくくなるのではないかという狙いです。ですから、自分の症状の程度なら、掃除や整理整頓を通じて得られる効果は多いと思うので、積極的に実践しています。
できそうなら筋トレをする
重症筋無力症における、運動との折り合いは気をつけなければいけません。体力の様子を見ながら適度な筋肉に負荷をかける運動、いわゆる筋トレをします。
例えば、ダンベル運動などの反復運動をしていて、少しでも怠さを感じたら、その運動はすぐに止めて、違った運動、今度は、スクワット運動に切り替える―という、鍛える部位を早めに切り替えるようにしています。怠さが現れたら、別の運動に切り替えて、怠さや脱力感を回避しながら運動をするわけです。一つの運動を繰り返し行なうのではなく、いろんな運動を少しずつ行なうといった感じです。反復して筋肉に負荷をかける運動は、10回もしないうちに、怠さを感じます。なので、負荷をかける筋肉は分けることを心掛けています。筋トレは気負わす、2、3日おきにできれば良しとし、3日坊主でも構わないと思っています。しかし、実際は3日坊主にとどまらず、気が向いた時にだけ、筋トレをする場合の方が多いですが。
血流を良くする運動
筋トレというよりも血行促進を目的に青竹踏みもしています。竹を踏みつけることで足裏を刺激します。こちらの方が掃除や筋トレより楽に、簡単に、心地よさを実感することができます。10分間程度、竹を踏んでいると体の血流が上がり、爽やかな気持ちになります。座りっぱなしの時間が長くなると、下半身の血流が悪くなり、疲労感や腰の重さも滞ります。血流を良くするだけでも疲労感の軽減効果は充分にあります。
関節の運動
手のひらを閉じたり開いたりする動作、グー、パー動作を繰り返すだけでも、重症筋無力症独特の手がゴワゴワして動かしにくい感覚を一時的ではありますが、軽減出来ると思います。これも、怠さを感じたらすぐに止めます。
最近は手指の関節痛もあり、ペットボトルの蓋を開けることさえ、やりにくいと感じる時があり、蓋を開ける前にグーパー運動をしてから、ペットボトルの開封をしています。手のゴワゴワ感を少しでも減らす為に、前腕の血液を流すようなイメージで擦るのですが、ちょっと気分が良いだけで、目に見える程の効果はありません。特に利き手ではない方の手は、脱力と混ざると、思うように動かせない時は、本当にイライラします。ペットボトルオープナーが欲しいくらいです。普通の人でもペットボトルオープナーを使うわけですから、重症筋無力症罹患者なら、尚更、使いたくなるのは当然と言えるでしょう。最近では電動のペットボトルオープナーもあるようで、ちょっと興味をそそられています。蓋を開ける便利グッズは、この他に、電動の缶切りもあるようです。こういった便利グッズは脱力を回避するには嬉しいのですが、便利グッズに頼り過ぎると、体力の衰えを助長させるリスクも伴っています。その辺りの折り合いは注意し続けなければなりません。体重の増加や筋肉の減少、心肺機能の減退は逆に疲れやすい、あるいは、疲れから回復しにくい体になりかねないと思うのです。
運動に集中できる環境を作る
筋トレのように筋肉の一定箇所に繰り返し負荷をかける運動は、脱力が現れない範囲で行ない、脱力が現れそうになったら気分が良いうちに切り上げて、しばらく休憩を挟み、体力が回復してから、筋トレを再開することがコツだと思います。重症筋無力症における運動との折り合いを一言で言えば、『ヒット・アンド・アウェイ』、『過ぎたるは及ばざるが如し』、といったところでしょうか。不都合なことに世間では、一つのことを、弛まぬ努力で継続し、洗練させた人間が評価される傾向があります。重症筋無力症になると、こういった風潮や評価から離れたところでの健康管理能力、自己努力が必要になってきます。例えば、出来ないことを冷やかされる環境や、噂話に利用される懸念のあるところからは距離を置くということです。そうでもしないと、自身の尊厳を守ることが出来ません。土地柄もありますが、平日の昼間から屋外で筋トレをしたり、ウォーキングをすると浮いて目立ってしまうような地域、要するに、同調圧力の強い田舎では、奇異な目で見られる場合もあるでしょう。こういった、他者からの悪気のない偏見を遮断して、自身の健康管理に集中ができる身近な場所である、自宅や居室を、トレーニングルームの拠点とし、その中で出来うる運動を続けて、自信がついたら外へ打って出る―、といった形の方が理想的ではないかと思います。
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  • Author:MGブロガー
  • 29才の時、重症筋無力症と診断されました。